11. I Forgot To Remember To Forget
(アイ・フォガット・トゥ・リメンバー・トゥ・フォゲット)
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THE BEATLES LIVE AT THE BBC
「ザ・ビートルズ・ライヴ!!アット・ザ・BBC」
12. Three Cool Cats
(スリー・クール・キャッツ)
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THE COMPLETE SILVER BEATLES
「ザ・コンプリート・シルヴァー・ビートルズ」
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ANTHOLOGY 1
「ザ・ビートルズ・アンソロジー1」
13. Don't Ever Change
(ドント・エヴァー・チェンジ)
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THE BEATLES LIVE AT THE BBC
「ザ・ビートルズ・ライヴ!!アット・ザ・BBC」
14. Take Good Care Of My Baby (テイク・グッド・ケア・オブ・マイ・ベイビー)
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THE COMPLETE SILVER BEATLES
「ザ・コンプリート・シルヴァー・ビートルズ」
15. Crying, Waiting, Hoping (クライング、ウェイティング、ホーピング)
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THE COMPLETE SILVER BEATLES
「ザ・コンプリート・シルヴァー・ビートルズ」
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THE BEATLES LIVE AT THE BBC
「ザ・ビートルズ・ライヴ!!アット・ザ・BBC」
16. Something (サムシング)
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ABBEY ROAD
「アビイ・ロード」
TOCP-51122
1969年09月26日発売(英)
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THE BEATLES 1967〜1970
「ザ・ビートルズ1967年〜1970年」
TOCP-51129-30
1973年04月20日発売(英)
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THE BEST OF GEORGE HARRISON
「ザ・ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン」
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ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
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THE BEATLES 1
「ザ・ビートルズ1」
TOCP-65600
2000年11月13日発売(世界同時)
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THE CONCERT FOR BANGLA DESH
「バングラデシュ・コンサート」
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LIVE IN JAPAN
「ライヴ・イン・ジャパン」
17. Art Of Dying (アート・オブ・ダイイング)
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ALL THINGS MUST PASS
「オール・シングス・マスト・パス」
18. Devil's Radio (デヴィルス・レイディオ)
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CLOUD NINE
「クラウド・ナイン」
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LIVE IN JAPAN
「ライヴ・イン・ジャパン」
19. All Those Years Ago (過ぎ去りし日々)
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BEST OF DARK HORSE 1976-1989
「ダーク・ホース1976-1989」
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LIVE IN JAPAN
「ライヴ・イン・ジャパン」
20. Got My Mind Set On You (セット・オン・ユー)
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CLOUD NINE
「クラウド・ナイン」
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BEST OF DARK HORSE 1976-1989
「ダーク・ホース1976-1989」
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LIVE IN JAPAN
「ライヴ・イン・ジャパン」
(encore)
21. Between The Devil And The Deep Blue Sea (絶対絶命)
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BRAINWASHED
「ブレインウォッシュド」
TOCP-67074
2002年11月18日発売
22. My Sweet Lord (マイ・スウィート・ロード)
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ALL THINGS MUST PASS
「オール・シングス・マスト・パス」
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THE CONCERT FOR BANGLA DESH
「バングラデシュ・コンサート」
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LIVE IN JAPAN
「ライヴ・イン・ジャパン」
Akihiro "Bambino" Matsuyama
as
George Harrison
ビートルズのデビュー前のナンバー、『The Sheik of Araby』, 『Glad All Over』で今年のジョージ・ハリスン・メモリアル・イベントが幕を開けた。
続いて、バンビーノさんの元気な「こんばんは!」の声。「今日は楽しく、しゃべりもっていこうかと、そういう楽しい、なごやかな雰囲気にしたい」さらに、「ジョージの優しさや、人の良さが出ればいいなと思っています。」
オープニングの2曲は、バンビーノさん自身大好きなナンバーで、毎年演奏しているそうだ。丁寧なヴォーカルにジョージへのこだわりが感じられる。『Glad All Over』のような曲は、ヴォーカルの音程の高低だけで表現できない曲。ジョージを感じるさせる微妙なニュアンスを、歌いまわしで見事に表現している。
今日は、デビュー前のナンバーも多く演奏されるということで、明るく楽しい雰囲気の中で、ジョージを偲ぶことができそうだ。
演奏し終わった曲の楽譜を丸めて、客席へ投げるパフォーマンスに続いて、ソロナンバーを2曲。ストレートなロックンロールナンバー、 『Awaiting on You All』と、サージェント・ペッパーズやマジカル・ミステリーツアーあたりのビートルズを彷彿とさせる 『When We Was Fab』。
アコースティック・ギターを使っての1曲目は、本日唯一のしんみりナンバー、『Long Long Long』。
続いてもう一曲ビートルズ時代のナンバー、『For You Blue』。
チャッピーさんが、映画Let It Beのジョンスタイルで、膝にギターを乗せ、スライド奏法。あの艶っぽい、不思議な音色を見事に再現。
次は追悼らしい曲です、と『All Things Must Pass』を「そこに留まっている物は何もない、という意味の曲」と紹介するバンビーノさん。
「諸行無常やね。」とゴードンさん。
「そうそう。哲学的な意味があると思います。ジョージは全世界のいろんな宗教を勉強して、自分なりの悟りを持ってたみたいです。」
「悟っている、と言えばあの人ですね。」とチャッピーさんに振るゴードンさん。
「私の場合、悟ってるというより、太ってるという感じ(笑)。」とチャッピーさん。
会場も大爆笑に包まれたところで 『All Things Must Pass』 へ。
アコースティック・ギターから、愛用のグレッチに持ち替えて、次は、『Live at the BBC』に収録されている『I Forgot to Remember to Forget』。エルビス・プレスリーのナンバーをジョージがカバーした。
「ビートルズがビートルズになる前の音源は大変貴重です。この曲がああなった(進化した)んだとわかることもあります。是非持っててほしいアルバムです」とチャッピーさん。
バンビーノさんのギターの音が出ないというハプニングが。アンプのスイッチを入れ忘れていたのだが、「スイッチ入れないと!」とゴードンさん。
1962年1月1日にビートルズがロンドン・デッカスタジオにてオーディションを受けた時に演奏したナンバーを2曲。『Don't Ever Change』に続いて本日2曲目のGoffin&Kingのナンバー、『Take Good Care of My Baby 』と、バディー・ホリーのナンバーをジョージがカバーした『Crying, Waiting, Hoping』。間奏では、とってもジョージらしいギターソロを聴かせてくれた。
ここで、ギターチェンジのため、アミーゴさんが次の曲『Something (Live in Japan version)』を紹介。
「Live in Japan versionということは、クラプトンがいるわけですね?どこにいるんでしょうか?!」とゴードンさん。
ポーズをとり、「クラプトンやないの(笑)。」とおばちゃん風にアピールするチャッピーさん。
「クラプトンがギターソロを弾いてるというと、今考えると夢のような感じです。」とバンビーノさん。
「僕に言わせれば、バンビーノとチャッピーがギターソロを弾くのも、夢のようなことです。六本木ではチャッピーはクラプトンですから。」とゴードンさん。
「え?ジョン・レノンじゃないの?」とバンビーノさん。会場大爆笑。
「レイラなんて弾いたことない(笑)。」とチャッピーさん。「この曲、クラプトンもいいけど、ジョージのギターもいいですね。負けず劣らず素晴らしいと思います。それを見事にバンビーノが、あなたの心に染み入ります。これを聴いたら、もう今日は眠れない。」
間奏のふたりの、ジョージ、クラプトンの特徴を捉えたギターソロ共演は鳥肌ものだ。ゴードンさんの高音のコーラスも非常に効果的。
ジョージの曲はほとんどクラプトンが参加しているんですが、次もそんなナンバーです、と『Art of Dying』を紹介。チャッピーさんのワウを効かせたギタープレイがドラマチックなナンバー。
照明の演出が華やかさを添える。
「今日はどうもジョージに関係のない話が多すぎる。」とゴードンさんに促され、「本当に今日はありがとうございました。どうもしゃべるのが得意な方じゃないので、もうひとつ掴めなかった気がします。最後に2曲。みなさん、楽しんでください。」
ポールとリンゴも参加したジョンへの追悼の曲、『All Those Years Ago 』と、全米No. 1にもなった大ヒットナンバー、『Got My Mind Set On You』。
豪華な花束贈呈の後、アンコールに応えて、ウクレレのチューニングを行うバンビーノさん。
「最後はバンビーノが得意なウクレレ。ジョージもウクレレが好きでたくさん持ってたらしいですね。それをポールに勧めたりして。」とゴードンさん。
「最後に本当にいい曲を残してくれましたよね。気に入っていつも演ってるんですが、昔の曲をジョージがウクレレで上手く蘇らせた曲です。」とバンビーノさんが、ジョージ最後のアルバム『Brainwashed』からのナンバー、『Between the Devil and the Deep Blue Sea』を紹介。
「今日はもう一曲アンコールを用意してあります。ジョージと言えば、スライド・ギターの名手。スライド・ギターと言えば、この曲(『My Sweet Lord』)がジョージの中で一番有名じゃないかと。」とチャッピーさん。
「や、や、やらないわけにはいかない、、、」と思わず舌がからみ、スライドギターが緊張するので、最後の曲にするんじゃなかったと後悔している、と打ち明けるバンビーノさん。
これからも毎年ジョージ・メモリアル・イベントを開催することを約束し、本日最後の曲へ。ここで再びバンビーノさんのギターの音が出ず、本日2回目のゴードンさんの「スイッチ入れないと!」。
懸念のスライド・ギターもばっちりきまり、My Sweet Lord でイベントの幕を閉じた。