Abbey Road Live Performance of The Beatles' Music

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1.Two Of Us
(トゥ・オブ・アス)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
TOCP-51123
1970年05月08日発売(英)
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
TOCP-8705-6
1996年10月28日発売
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
TOCP-67300-01
2003年11月11日発売
2. Dig A Pony
(ディグ・ア・ポニー)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
3. Across The Universe
(アクロス・ザ・ユニバース)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
THE BEATLES 1967〜1970
「ザ・ビートルズ 1967年〜1970年」
TOCP-51129-30
1973年04月20日発売
PAST MASTERS VOLUME TWO
「パスト・マスターズVol.2」
TOCP-51126
1988年03月07日発売
ANTHOLOGY 2
「ザ・ビートルズ・アンソロジー2」
TOCP8703
1996年03月18日発売(日)
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
4. I Me Mine
(アイ・ミー・マイン)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
5. Dig It
(ディグ・イット)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
6. Let It Be
(レット・イット・ビー)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
THE BEATLES 1967〜1970
「ザ・ビートルズ 1967年〜1970年」
PAST MASTERS VOLUME TWO
「パスト・マスターズVol.2」
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
THE BEATLES 1
「ザ・ビートルズ 1」
TOCP-65600
2000年11月13日発売(世界同時)
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
7. Maggie Mae
(マギー・メイ)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
8. I've Got A Feeling
(アイヴ・ガッタ・フィーリング)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
9. One After 909
(ワン・アフター・909)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
ANTHOLOGY 1
「ザ・ビートルズ・アンソロジー1」
TOCP-8701-2
1995年11月21日発売
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
10. The Long And Winding Road
(ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
THE BEATLES 1967〜1970
「ザ・ビートルズ 1967年〜1970年」
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
THE BEATLES 1
「ザ・ビートルズ 1」
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
11. For You Blue
(フォー・ユー・ブルー)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
12. Get Back
(ゲット・バック)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
THE BEATLES 1967〜1970
「ザ・ビートルズ 1967年〜1970年」
PAST MASTERS VOLUME TWO
「パスト・マスターズVol.2」
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
THE BEATLES 1
「ザ・ビートルズ 1」
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」
(encore)
13. Two Of Us
(トゥ・オブ・アス)
LET IT BE
「レット・イット・ビー」
ANTHOLOGY 3
「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」
LET IT BE ...NAKED
「レット・イット・ビー...ネイキッド」

 ターコイズによるアルバム特集は、2001年の「ABBEY ROAD」特集を皮切りに、「RUBBER SOUL」特集、「THE BEATLES(ホワイト・アルバム)」特集、全員が黒いタートル姿で登場した「HELP!」特集などなど続き、今回の「LET IT BE」特集で既に第11弾となる。そのアルバムの曲順通りに演奏され、曲の解説などもあり、どっぷりとそのアルバムの世界に浸れる、とても楽しみな企画のひとつだ。
 「LET IT BE」というと、アップル・ビルの屋上でのライヴ、スタジオでのセッション、などが思い浮かぶが、果たしてターコイズは、その曲たちをどうやって演奏してくれるのか。

 通常のステージが終わって、しばらくするとビートルズスーツから、それぞれの衣装に着替えたターコイズのメンバーが現れた。特に目を引くのがポッキーさん(ポール役)!髭を蓄えて、「LET IT BE」のTシャツの上に黒のベストを着ている。まずは、アコースティック・ギターの準備をしているが、ステージ上には、“BASSMAN”のステッカーを貼ったヘフナー・ベースも用意されており、良く見るとそのヘフナーには黒い弦が張られていて、すっかりルーフトップ仕様になっている!そんな、思いっきりあの頃のポールを意識した登場に、ワクワクしてくる。

 「LET IT BE」のアルバムを聞くと、まず聞こえてくるジョンのジョーク。それをジョン役の大ちゃんが、しっかり笑い声まで再現してから、「Two Of Us」が演奏された。ポッキーさんがアコースティック・ギターでイントロを弾き始めると、大ちゃんもアコースティック・ギターで心地良い音色を響かせる。終始ポールとジョンがハモるヴォーカルも美しかった。

 最後は大ちゃんが口笛をキメて「Two Of Us」が終わると、ポッキーさんがご挨拶。「どうも、お待たせいたしました。今日の2回目のステージは、お知らせしましたとおり「LET IT BE」のアルバム特集をお送りします。ターコイズはアルバム特集はよくやってましてね。」と話すと、そこで大ちゃんが「難しいところだろ、「REVOLVER 」とか「WHITE ALBUM」とか「ABBEY ROAD」もやりましたね。もぉどうやって演奏したかも覚えてないんですけれども、全部ちゃんと演りましたよね。」と自慢げに語った(た、た、確かに「Revolution 9」もターコイズ流に演っていたのを記憶しています。。。)。
 ポッキーさんが、次の曲を紹介する。「次はジョンの曲で、ルーフトップで(LET IT BE の)映画では演っていましたね。3拍子のナンバーからいってみたいと思います。「Dig A Pony」。」と言うと、大ちゃんのカウントで、フロント3人が息を合わせてイントロのフレーズを弾いていく。大ちゃんはエピフォン・カジノ(ギターの種類)を弾きながら熱唱した。
 続く「Across The Universe」ではシンプルなサウンドなのに、ジョンの世界観のようなものが、わぁーっと溢れるように広がる。その雰囲気に浸っていると、エンディングの“Jai Guru De va”と繰り返されるマントラでその世界が、すーっと遠くに消えていくような感じがした。
 その後は、インパクトのあるヘヴィーなギターで始まる「I Me Mine」へと続き、今度はチャーリーさん(ジョージ役)がヴォーカルを取る。

 「I Me Mine」の後は、ポッキーさんがピアノへ移り、大ちゃんがベースの準備をする。その間、チャーリーさんがMCを担当。「どうも、ありがとうございます。僕・僕・僕というナンバーをお送りしました。ほんとはね、アルバムにはMCなんて入ってませんからね、ほんとは続けていきたいんですけれども、「LET IT BE」は特に楽器編成が入れ替わりますので、どうしてもMCが多くなってしまいますけれども。えー、楽器のことをちょっと話しますと、ジョージは、ほとんどこのアルバムでは、フェンダーのテレキャスターですね。オールローズ。それをメインで使ってたんですね。ぼくは今日ストラトキャスター使ってますけれども、この楽器は(「LET IT BE」では)ほとんど使われていません。何故テレキャスターを使わないかと言うと、、、、持ってないからなんですねー。オールローズのテレキャスターは(値段が)高いんですね。ちょっと手が出ないです。。。さて、次の曲は大変短い曲で、50秒くらいしかない曲なんですけれども。「Dig It」です。長いセッションの中で50秒切り取ったという曲ですけれどもね。その曲から2曲続けていってみたいと思います。」

 大ちゃんがベース(フェンダーの6弦ベース)を弾きながら、繰り返すメロディーを叫ぶように歌う。大ちゃんは始めのMCで「細かいところまで拾って演ろうかなぁと思いまして、「LET IT BE」は、普段もぉ何百回と聴いていますけど、今回改めて聴いてみますと、曲の練習よりセリフの練習の方が多かった!特にジョン・レノン!」と話していたが、この「Dig It」の最後にある、次の曲を紹介するジョンのセリフも、高音のかわいらしい声で見事に再現してくれた。

 その後、ポッキーさんがゆっくりとピアノを弾き始めて「Let It Be」が演奏された。普段のステージでも演奏されているこのナンバーも、こうしてアルバムの順番通りに聴くと、さらに気持ちが高まってくる。
 この曲は、ジョンがベースを弾いているため、ターコイズもジョン役の大ちゃんが、フェンダーの6弦ベースを弾く。
 そして、チャーリーさんが弾く、研ぎ澄まされたギター・ソロ、演奏に乗せて、流れるようなメロディーを歌うポッキーさんの歌声を聴いていると、まるで当時(1969年1月)のビートルズのセッションに立ち会っているような気分になった。そんな37年前の光景を想像しながら、今でも色あせることのなく、脈々と歌い継がれているこの名曲に浸った。

 荘厳な「Let It Be」の後は、足達さん(リンゴ役)が進行する。「 今日は「LET IT BE」の特集という事でね、リンゴの曲は入っていないんですけれどね。あのぉ〜、変わりにMCが回ってきましたのでね、しゃべらせていただこうと思います。いっつも何しゃべってるかわからないと言われますのでね、今日は台本を書いてきました。」と言って用紙を取り出し、その台本を結婚披露宴の司会者のように、丁寧にゆっくりと読み上げ始めた。
 「続いてお送りするナンバー「Maggie Mae」なんですけど、この曲はですね、なんと1曲38秒という、とても短い曲になっております。しかも、ビートルズのオリジナルではなく、カヴァー・ナンバーという事で、え〜、誰が作ったかわかりません。この曲の由来なんですけど、リヴァプールの船員さん達が歌っていた曲でね、ビートルズがビートルズと名乗る前、デビュー前ですね、その頃からウォーミングアップでよく歌っていた曲です。曲の特徴としてはですね、ベースが入ってません。。。もう既に曲の38秒を超える長いMCになってしまいましたので、このへんで終わらせていただきたいと思いますぅ。」と足達さんが話し終わると、客席からは、笑い声と共に大きな拍手が起こった(力強いドラムとは対照的で、しゃべる足達さんは和み系なのです)。

 大ちゃんがアコースティック・ギターで「ジャーン」と弾くと、それをキッカケに、ポッキーさんと大ちゃんがハモリながら歌っていく。ライヴで聴く機会など滅多にない、この「Maggie Mae」が聴けるのも、アルバム特集だからこそである!!

 「Maggie Mae」の後、ポッキーさんが「それでは、今度はルーフトップで演ってた、ポールの“Get Back、原点に帰ろう”と言った言葉通りの、ライヴ感あふれる曲が続くわけですけれども、次の曲はポールの曲とジョンの曲を見事に合体させた、そんなナンバーです。「I've Got A Feeling」。」と紹介。

 大ちゃんがイントロのギター・リフを弾くと、ポッキーさんが徐々に絶叫しながら歌っていき、足達さんの迫力のドラムがこの曲をグッと引き締める。曲の後半、ジョンとポールが同時に、それぞれ別の歌詞を歌いながら、エンディングに向かうところもまた印象的でカッコいい。
 続けて演奏された「One After 909」では、ユキエちゃん(今日はビリー・プレストン役)の軽快なピアノも効いて、元気に盛り上がる。最後には大ちゃんが「ダニー・ボーイ」を歌って、アルバムと同じように終わった。

 今度はチャーリーさんがMCを担当。「では、次は、またまたピアノの方にポール役のリーダーが行きまして、静かなナンバーにいってみたいと思いますけれども。「LET IT BE」のプロデューサーはフィル・スペクターですね。。。デーブ・スペクターじゃないですよ。え?寒いですか?スミマセン。。。そのフィル・スペクターがオーケストラを被せたらポールが怒ってしまったという有名なナンバーですけれども。「The Long And Winding Road」ですね。この曲をいってみたいと思います。」と、クールに話している中にも、面白ギャグをビクビクしながら加えて進行するチャーリーさんであった。

 チャーリーさんから曲が紹介されると、ポッキーさんは、ピアノを弾きながら「The Long And Winding Road」を歌う。この歌い出しの1フレーズだけで、一瞬にして引き込まれてしまう。先程、チャーリさんのMCで話題になったストリングスは、ユキエちゃんが優美に再現してくれた。

 「The Long And Winding Road」の余韻が漂う中、足達さんが、次の曲の解説を始める。「はい、ありがとうございます。もう、このアルバム特集も最終段階に入ってきてまして、残すところあと2曲になってしまいました。ハイ、皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?(また台本を取り出して)えー、続いてお送りするナンバーはですね、ジョージ・ハリスンの曲を1曲お送りしたいと思います。曲名は「For You Blue」。ジョージ・ハリスンが(ビートルズを)解散して「ALL THINGS MUST PASS」(というアルバムを)作ってますけど、そのあたりに入ってもおかしくないんじゃないかという曲ですね。ジョージに聞いたんですけど、なかなか曲名が決まらなかったそうですね。最初の曲名は「George's Blues」。一応ね、12小節なんでブルースなんですけれども。その次にジョージが思いついたのが、「Because you're sweet and lovely」。曲の頭の歌詞ですね。これでしばらくいったそうなんですけれども、そのうち「For You Blues」、そのあと「For You Blue」になりました。ハイっ。終わりです。」と最後は、大ちゃんから「楽器の準備が出来た」と急かされ、台本にはない想定外のツッコミに、動揺し慌ててMCを終わらせる足達さんだった。

 アコースティック・ギターにカポ(ギターのネックに挟むように取り付ける、移調させるためのアイテムです)を付けて、イントロを弾くチャーリーさん。大ちゃんの滑らかなスライド・ギター(円筒状のスライドバーを使って、弦を押さえて弾く奏法)の音色に乗せて、チャーリーさんは艶やかに歌っていく。
 そして、ユキエちゃんは、リズミカルにピアノ・ソロを奏で、足達さんは、ブラシを使ってジャジーなリズムを生み出す。その心地良いリズムと柔らかな演奏に、いつまでも聴いていたいような気持ちになった。

 「For You Blue」が終わると、ポッキーさんが「カッコいい曲ですね。ジョージもなかなか渋い曲を作りますけれども、チャーリーのヴォーカル・ギターでお送りしました。という事でですね、早いもので次の曲を持ちまして今回のイベントは最後となります。今回のイベントはセリフもかなり苦労しましたしね、僕なんかはポールのイベントが6月にあったんですけれども、それが終わったら髭を剃ろうと思ってたんですけれども、その後に「LET IT BE」の特集をやる事が決まりまして、髭を剃れなくなりました。むさ苦しい梅雨の時期、かなりしんどい思いをしましたけれども、、、。あと、今回はポスターをね、」
 と、「LET IT BE」のアルバム・ジャケットを模して作った、今回のターコイズ版「LET IT BE」ジャケットのポスターに話題が移ると、チャーリーさんが、「前から似てる似てるって言われてましたけど、寄本さんはそっくりですよね。ボクと足達くんなんか気持ち悪いとか言われて・・・。」とポツリとこぼした。大ちゃんからも「ものすごくウソくさいよね。」とか「でも、チャーリーいい笑顔してるよね。」などと意見が飛び交う中、ポッキーさんが締めの挨拶に入る。
 「かなり攻撃の高いポスターになりましたけれども、、、。盛り上がってきましたが次の曲で最後になります。が、なんと今日はもしかしたら特別に何かがあるかもしれないです!「LET IT BE」の映画ではいろんなヴァージョン、完成するまでにいろんなテイクが存在するんですけれども、もし皆さんのご希望があれば、そういったのがあるかもしれませんのでね。。。では、今日はありがとうございました。(この後に)もう1回(通常の)ステージがありますので、ゆっくりしていっていただきたいと思います。では、最後の曲は、(アルバムのタイトルが)「LET IT BE」ではなくて、もともとはこの曲のタイトルになるはずでした、「Get Back」。」と、まだ他の曲も用意している事を匂わせてから、「Get Back」に突入。

 演奏前の準備している様子や、ジョンが歌っている替え歌など、細かなところまで再現してから、足達さんがスネアをリズミカルに連打して演奏が始まった。客席もそのリズムに合わせて手拍子をする。ポッキーさんが軽やかに歌っていくと、間奏では、大ちゃんのリード・ギター、ユキエちゃんのピアノ・ソロも軽快に応えていく。演奏が終わると、ポールの挨拶やジョンのコメントまでコピーしてくれて、あのルーフトップで演奏するビートルズの姿をだぶらせながら、アルバム最後のナンバー「Get Back」を堪能した。

 客席からの「アンコール!」の声に応えて、足達さんがドラムを叩きだした。それは、この特集ステージのオープニングで演奏されたヴァージョンとは違う、少しアップテンポの「Two Of Us」だった。ポールが歌うサビのところでは、ポッキーさんがお腹の底から出すような声で、ポールをまねて歌い、客席からは喚声が響く。
 そんなレアな「Two Of Us」を最後に、「LET IT BE」アルバム特集は終了。客席からの拍手に見送られて、ターコイズは家に、じゃなくて楽屋に帰っていった。

 ターコイズの演奏は、アルバム特集ではない通常のステージでも、その曲に合わせて、可能な範囲で楽器を変え、担当するパート(ベースやリード・ギターなど)も入れ替わる。そこには、“本物のビートルズがしていたように”というこだわりが感じられる。そんな彼らが見せてくれるアルバム特集は、そのこだわりが拍車をかけ、サウンドだけでなく、いろんな角度から楽しませてくれるのだ。
 映画「LET IT BE」のシーンにもあったように、ビートルズのメンバー間で意見を戦わせたり、試行錯誤しながら数々の名曲が生み出されたのだと思うと、完成された曲をこうして出来る限り忠実に演奏しようとするターコイズの姿勢にも拍手を贈りたくなる。


 ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ、4人のメンバーが大スターの地位を確立した、歴史的なバンド、ビートルズ。ターコイズは、ビートルズの曲を聴かせてくれるだけではなく、ビートルズの4人を感じさせてくれるバンドなのだと痛感した。

***** Photos & Report by s.s