WORKING CLASS HERO THE DEFINITIVE LENNON
「決定盤 ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
TOCP-67782〜3
2005年09月30日発売
8. Stand By Me
(スタンド・バイ・ミー)
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ROCK'N'ROLL
「ロックン・ロール」
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THE JOHN LENNON COLLECTION
「ジョン・レノン」
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IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(オリジナル・サウンドトラック)」
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LENNON
「レノン」
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Lennon Legend
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン」
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WORKING CLASS HERO THE DEFINITIVE LENNON
「決定盤 ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
9. Cold Turkey
(コールド・ターキー(冷たい七面鳥))
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LIVE PEACE IN TORONTO 1969
「平和の祈りをこめて-ライヴ・ピース・イン・トロント 1969」
TOCP-65533
1969年12月12日発売(英)
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SOMETIME IN NEW YORK CITY
「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」
TOCP-65523
1972年09月15日発売(英)
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THE JOHN LENNON COLLECTION
「ジョン・レノン」
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LIVE IN NEW YORK CITY
「ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ」
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LENNON
「レノン」
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Lennon Legend
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン」
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Lennon Legend The Very Best Of John Lennon
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン」
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Acoustic
「ラヴ 〜アコースティック・ジョン・レノン」
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WORKING CLASS HERO THE DEFINITIVE LENNON
「決定盤 ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
10. (Just Like) Starting Over
(スターティング・オーヴァー)
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DOUBLE FANTASY
「ダブル・ファンタジー」
CP32-5750
1980年11月17日発売(英)
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THE JOHN LENNON COLLECTION
「ジョン・レノン」
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IMAGINE ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK
「イマジン(オリジナル・サウンドトラック)」
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Lennon Legend
「レノン・レジェンド ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン」
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WORKING CLASS HERO THE DEFINITIVE LENNON
「決定盤 ジョン・レノン〜ワーキング・クラス・ヒーロー〜」
11. A Day In The Life
(ア・デイ・イン・ザ・ライフ)
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SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND
「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」
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THE BEATLES 1967〜1970
「ザ・ビートルズ 1967年〜1970年」
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ANTHOLOGY 2
「ザ・ビートルズ・アンソロジー2」
店内のBGMは、もちろんジョンの曲!特集ステージが始まる前から、すでにジョンの世界が広がっている。しばらくするとターコイズ4人+ゲストのKeyboardプレイヤーの黒岩さんがステージに上がり準備を始めた。BGMが消えたところで、足達さん(リンゴ役)が軽快にドラムを叩き始め、「Rip It Up 〜 Ready Teddy」が演奏された。先程流れていたBGMのジョンに代わって、今度は大ちゃん(ターコイズのジョン役)がシャウトする。ノリノリなこのナンバーで、1曲目から客席も手拍子をしながら盛り上がった。
演奏が終わると大ちゃんが 「はい、ありがとうございます。ターコイズ本日2回目のステージとなりますが、今日はジョン・レノンの誕生日ということで、このステージはですね、全てジョン・レノンの曲をおおくりしたいと思いますのでね、大いに盛り上がって頂きたいと思います。よろしくお願いしまぁ〜す!10月9日生まれでね、ジョン・レノンはよくラッキー・ナンバーをナンバー・ナインということで、そういう曲もありますけれどもね。もしジョンが生きていたら、1940年生まれですから、66歳。毎年思いますけれども、もし生きていたら今はどんな形で活動しているんだろうかと、それを考えると今は残念ですけれども、ジョンが残した素晴らしい曲を演奏し続けて、ひとりでも多くの方にジョンの素晴らしさが分かっていただけたらいいなぁと思います。先程、オノ・ヨーコさんからも電話がありましたので、そのように伝えたんですけれども。。。(笑)。それでは、1曲目はですね1975年にジョン・レノンが発表しました「ROCK'N'ROLL」というアルバムから「Rip It Up 〜 Ready Teddy」、メドレーでお送りしました。さっ、それではですね、グッと時代が昔になりますけれども、ジョンがカヴァーしていたナンバーですね、2曲いきますが、まずは、これはなかなか渋いとこで、私もジョンが演ってるのを聞いて初めて聴いた曲なんですけれどもね。すごい有名な曲をカヴァーするということはあまりしなくて、知られてないような曲をカヴァーするというね、ビートルズはそういう所があるんですけれども。アルバムのビートルズの「BBC」の中から1曲と、それから、なんでこの曲がボツになってしまったんだろう?ほんとはアルバムで言うと「HELP!」あたりに入る曲だったんですけれどもね。2曲続けていってみたいと思います。まずはこのナンバー「Soldier Of Love」。」と、次の曲たちを紹介。
ベースとギターで、息を合わせてイントロを弾いたポッキーさん(ポール役)とチャーリーさん(ジョージ役)が、歌い出しから大ちゃんのヴォーカルにコーラスを乗せていく。そんなハーモニーがきれいな「Soldier Of Love」に続いては、ジョンがひとりで歌い上げる「Leave My Kitten Alone」。大ちゃんが低音から高音まで、力強く叫ぶように歌いながら、ロックンローラー、ジョンの魅力を存分に見せてくれた。
「Leave My Kitten Alone」を熱唱した後は、また柔らかな表情に戻った大ちゃんがMCをする。「2曲続けておおくりしました。2曲ともカヴァー・ナンバですけれどもカッコいい曲ですね。今度はですね、2曲、ビートルズ8年間活動していて中盤から後半ですね。よく我々は勝手に中期・後期とか言ってますけれども。その頃のナンバーでビートルズはもうライヴを止めてしまって、レコーディングばっかりやってる時ですね。でも、ビートルズは途中で世界のビートルズになってしまったので、例えばライヴで失敗してしまうと全世界にそれが広まってしまうので、そういうプレッシャーもあったと思いますし、ライヴをやってもみんな騒いでしまって誰も聴いていないという、そういう状態だったんですね。それだったら、1回でもいいテイクがとれてそれをレコードにしてしまえば、それが一番いいんじゃないかと、そういうふうに考えるようになって、レコーディング中心の生活ですね。普通ミュージシャンですと、リハーサル・スタジオなどで曲を作ったら、それをサウンドにまとめて、録音するときにはスタジオで練習するような事はまずないんですけれども、ビートルズは、もぉ知名度も高いですし発言権もありましたから、ま、わがまま言い放題だったので、スタジオに行ってから曲を作るというね。スタッフもずっと待たされることもあったそうですけれどもね。あとリンゴ・スターはドラマーですけれども、ずっと曲が出来るまで待って、散々待ったうえに、「じゃぁこんな感じで」とやっと録音したと思ったら、次の日やっぱりアレはボツにするから、、、と、そんな状況では、仲も悪くなるよ、という感じですけれどもね。その頃の曲なんですけれども、次におおくりする曲も何十テイクととって最終的には、一番はココで二番はこっちでと寄せ集めでくっつけてしまってですね、後から聴いてみると確かにくっつけた感じはあるんですけれども、プロデューサーのジョージ・マーティンが恥ずかしいから、出来ればなかったことにしたいと言ってますけれどもね。」と、これから演奏する曲が作られた時の背景を教えてくれた。
黒岩さんがイントロを弾くと、たちまち幻想的な雰囲気に包まれた。「Strawberry Fields Forever」と「Lucy In The Sky With Diamonds」。どちらもイントロが印象的で、独特の世界がアッという間に広がった。
客席からの拍手に応える大ちゃん。「ありがとうございます。「Strawberry Fields Forever」「Lucy In The Sky With Diamonds」と2曲続けておおくりしました。両方ともなかなか複雑な曲ですけれども、こういう曲を聴くと「Please Please Me」とか「Love Me Do」とか演っていたバンドとは思えないような曲の仕上がりになっていますけれども。今度は解散間際ですね、ジョン・レノンがオノ・ヨーコさんとべったりの頃ですね。ラヴ・ソングというと美しい曲が多いですけれども、こういうラヴ・ソングもあるんだと。もともとジョン・レノンはリズム&ブルースとか好きな人でしてね。要所要所でブルースっぽいニュアンスを出す人なんですけれども、すごいなーと思うのは、かなりポピュラー・ミュージックとか意識してるんで、あんまり自分のルーツをはっきりとは出さないというかね、本当に新しく作るということを意識してビートルズ時代は特によーく聴かないと分からないという感じだったんですけれども。次にお送りする曲は典型的なブルースで、なおかつラヴ・ソングというところがスゴイと思いますけれども。歌詞も非常にシンプルで覚えやすい曲ですけれども、ちょっと長いですがこの曲をいってみたいと思います。」と次の曲を紹介した。
黒岩さんがゆっくりとピアノを弾きはじめ「Love」が演奏された。大ちゃんはアコースティック・ギター(ギブソンJ-160E)を弾きながら、語りかけるように優しく、そして静かに心を燃やすように歌う。ピアノとアコースティック・ギターだけのシンプルな演奏に、客席も静かに聴き入っていた。
続いては、有名なナンバー「Stand By Me」。アコースティック・ギターのキレのいい音色が響き、観ているこちら側も、そのリズムに合わせて自然と体でリズムをとり、一緒に歌いたくなった。
「(Just Like) Starting Over」が終わったところで、ポッキーさんが進行する。「「Cold Turkey」とジョンの遺作で、亡くなる直前に発表したナンバーですけれども「ダブル・ファンタジー」から「(Just Like)Starting Over」をおおくりしました。今日は10月9日ですけれどもね、ジョンのバースデー当日にこういった形でライヴが出来たということで僕らも本当に幸せだと思います。こんなにたくさんの方に来ていただいてありがとうございます。次に、もぉ1回(通常の)ステージがありますが、ジョン特集は、早いもので次の曲が最後のナンバーとなります。このステージ最後のナンバーは、来年発売40周年となります「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」のアルバムの一番最後に入ってる曲からおおくりしたいと思います。これもいいナンバーですね。「A Day In The Life」。」と、最後のナンバーを紹介した。