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◆ 音楽倶楽部 Vol. 5 2001 spring 発行 (株)ヤマハミュージックメディア
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『チャッピー吉井(パロッツ)のビートルズ・コピー入門』と題し、7ページにわたりビートルズのコピーの秘訣を紹介している。
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実際にやってみてわかる、ビートルズのロックン・ロールの個性
・・・ロックン・ロールっていうと、ギター・サウンドでいえばチャック・ベリーですけど、ビートルズのロックン・ロールは明らかに違う。というのは、チャック・ベリーも、バックのミュージシャンたちもジャズ上がりで、彼らが演じるエイト・ビートは、本当に聴きやすく心地良い軽いエイト・ビートですけど、ビートルズのはすごくストレートで、前に前に突っ込んでいく。だいたい曲の始まりと終わりでは速さが全然違う。すごく速くなってたり、逆に遅くなってたり。そういうのが平気で、とにかく暴力的。
アメリカのロックン・ロールは暴力的じゃないんです。(中略)パロッツも出来てるというところまでいってないんですよ。でも、できる限り、そういうムードをだそうと、・・・
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チャッピー吉井が贈る ビートルズ・コピーの秘訣
その1.楽器を選ぶべし
楽器は大きな要素です。(中略)ベースは、ポールが使っていたカール・ヘフナーのバイオリン胴のベース。これは外せないです。ソリッド・ベースにするとビートルズじゃなくなる。ヘフナーの良さって、ミドルで鳴るんです。ギター・サウンドですから、どうしてもギターとベースの音の隙間ができてしまうのを、ビートルズは見事にヘフナーのミドル・サウンドで埋めてるんですね。・・・
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