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チャッピーが、ジョンレノンの死に直面した瞬間を回顧している。
・・・クルマのラジオから「ジョン・レノンが撃たれた模様」って言う第一報が飛び込んできたんです。でも、命には別状がないってことだったので「あぁ、よかった」って思ってたんですけど、ニュースの続報で重症だという風に変ってきて、最後には死亡した模様だと伝えたんです。(中略)その時思ったことっていうのは、それまでに遭遇したどんな悲しい出来事より悲しかったということです。ビートルズとしてデビューした時から好きでしたから。彼の声がいいんです。泣いているようにも、怒っているようにも聴こえる声質で。ジョン・レノンという存在がいることが当然だったので、それが急にフっとなくなっちゃったので、太陽が消えて真っ暗闇になってしまったっていう感覚でした。あるいは、酸素がなくなったような、生きるために一番必要な物をなくしたような気持ちになりました。・・・
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