Abbey Road Live Performance of The Beatles' Music

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2007年7月28日・29日、英国マンチェスターで行われた“Arctic Monkeys"のギグに参加した「The Parrots」。
公演を見に行かれたファンの「K.M」さんの『ギグ(ライヴ)・レポート』、
そして、同行したスタッフによる『旅日記』。
ふたつのレポートをお楽しみ下さい。



5日間の英国滞在裏事情を、The Parrotsのマネージャー が克明にそして個人的な視点から(笑)
おもしろおかしくレポートします!


「会場ロケハン&マンチェスター散策」
  〜会場篇

イギリス滞在2日目にライブ会場の 「マンチェスター・ランカシャー・クリケット・カントリー・クラブ」(通称L.C.C.C)に行きました。
ここは普段、イギリスで盛んなSPORTS「クリケット」会場で、サッカーで有名なチーム「マンチェスターユナイテッド」のクリケットチームのホームグランドです。
選手も本日はサブグランドで練習していました。(みんな体がデカイ!!)

受付を顔パス?でスルーし、いざ会場へ!!
楽屋入り口があり、

キチンと名前がありました。

シャワーもあり、ケータリング(※飲食手配などの事)もバッチリ!!(希望した日本のBeerは無いけど(笑))

ここでPROMOTERを紹介して貰い、PASSを貰いました。

これが有ればもうエリア内を徘徊できる!!
だけど一カ所だけ、アークティックモンキーズの楽屋はNGみたい....


楽屋のテラスから会場全体を見ました。
改めて、ホント広い、ただただ広い...!!!!!
ここが50,000人の観衆で埋まると考えたら、本当に鳥肌が立って来ました。

そのあとステージに上がり、本日のロケハンはここまで。


「会場ロケハン&マンチェスター散策」
  〜観光篇

会場を後にして、次は傍にあるマンチェスターユナイテッドヘ。
やはり、世界一のビッククラブだけ有って、平日でも凄い人でした。

早速オフィシャルショップのメガストアへ...
メンバーの中にかなりのサッカー好きが居て、みんな買い物に夢中でした。
自分はLiverpoolが好きなので、ここはスルー。


その後、市内に移り念願のパーカーをゲット(8.5ポンド!)
アウトレット店だったので、安い金額でGet出来ました。

街並みは、ロンドンをかなり意識しているのか、かなり似ていました。

しかし、イギリスは本当に天気は変わりやすいです。
晴れた後に、一瞬強い雨_小雨_快晴_曇り....


「会場ロケハン&マンチェスター散策」
  〜食事篇

夜に改めて街に繰り出し、チャイナタウンに行きました。
世界で困ったときには、「いざ中華街」って言うぐらい、世界中にあるのがチャイナタウンです。
今回は地元の方のお奨め「Yang Thing」へ。



9名で、目一杯食べて約200ポンド.....

もう既に2日目のせいか、高いか安いか麻痺しました。
でも翌々計算すると、50,000円Over !!
人数が人数だから多分妥当な数字かも


「感動のGIG」〜28日 リハーサル篇

滞在3日目を迎え、いよいよGIGの初日です。
こんな広い会場が、本当に人で埋まるのか?って、未だに半信半疑で...

そんなことを考え会場に到着。

セッティングを進めるが、前リハ(※前の順番のリハーサル)の「エイミー・ワインハウス」が予定時間を軽くオーバー中。

しょうがないので舞台裏で待機しながらセットに励んでました。

声が掛かりやっとリハ。

スムーズに進行して、予定時間にきっちり終了(この辺が日本人!!)


ミールを食べて開門付近を見るとそこは何と!!!????

人人人の嵐です!!うわーっ、この街の何処に潜んでいたって言うぐらいの人数!!


「感動のGIG」〜28日 本番初日篇!

開門と同時に人の波が続々....

凄いな、アークティックモンキーズの人気って.....

時間が過ぎてコールが掛かります。
いざ出陣!!


地元の人気俳優がオープニングトークで我らバンドの紹介です。
反応どうよ??
実はこの前に、自分がステージに物を置きに行ったとき、「ドワ〜〜」
って歓声があったのでちょっと期待(ドワ〜って表現変ですね(W))

いやいや、イギリスの方は凄い親切!!
最高の出迎えでした。皆さんに歓声を聞かせてあげたい!!


あっという間の40分でした。
無事、ステージ上に物も飛んでこなく(笑)
無事に終了となりました。


楽屋に戻り、イギリス「NME(一番売れている音楽雑誌)」の取材があり、
なかなかの一日でした。


「感動のGIG
  〜アークティック・モンキーズ登場篇

いよいよメインのアークティック・モンキーズ登場、当初、50,000人って聞いていたけど、絶対嘘!!
これは見た目、絶対10万人近く入っている!!


スタジアムは流石に最高潮の盛り上がりです!!
事前にアルバムを聴いていたので、もうライブを堪能しました!!
また明日も見たい!!


実は笑い話があり、
うちらのバンドリハが終わってから彼らが会場入りしたんですよ。

その時通訳と一緒にいて、ちょうどすれ違ったので思わず
A「ハ〜イ!!」って何度か声をかけ、「パロッツのマネージャーだよ、覚えてる?」って声をかけたが、すでに遠く離れてしまったせいか素通り....

そこで何度か「ハーイ」って声をかけた瞬間....

「ID PASSは持っているよ!!」って.....

そうです、私は警備員に間違われました。
格好は普通だったのに......
通訳はもうずっと笑いっぱなしでした(笑)


「感動のGIG」 〜29日 リハーサル篇

無事に終わりました。
行く前から抱えていた不安も無駄に終わった位、素晴らしい経験になりました。

さて、今日まで御世話になったホテルです。

小さめのホテルですが、アットホームな雰囲気と、親切なスタッフのお陰で楽しく快適に過ごすことが出来ました。


送迎車が来て、会場へ〜
まだ会場から3時間もあるのに凄い行列が!!
会場後には混み合うグッツ売り場へ


広い会場の中に、約10カ所、パンフレット、T-シャツ、バッチなど売っています。しかしT-シャツが17ポンドもするんですよ(日本円で4,400円!)
高いなぁ...

ステージ裏で、今回のツアーの現地ローディー(楽器関係をセットする人)Mr.bone氏と記念撮影。
凄く良くして貰って、スムーズに進行できました。


「感動のGIG」 〜29日 会場食事事情篇

人間、腹が減っては戦が出来ぬ!!
今回は楽屋ケータリング

とは別に、全体の食事を屋外テントで食べるシステムになっています。

何せ、総スタッフが1,000名以上ですから。(セキュリティーを入れるとその倍以上!!)

昨日とはメニューが異なり、飽きない様に工夫されています。
でも自分は、肉や魚に見向きもせず、サラダを中心に食べました。
どうしても海外では野菜不足になりがちなので。

食物繊維のお陰でバッチリでした、(アレが....)

さていよいよ次はライブ2日目の日記です。


「感動のGIG」〜29日 本番篇!

流石に今日は日曜日のせいか、入客が早いです。
Set Listは昨日と替えて、またまたグッドな選曲です(笑)

しかし、緊張もせず、いつもと変わらぬステージをやってくれたバンドにただただ感謝感激、ホント頭が下がります。

本当に時間はあっという間で、観客の最後の最後まで暖かい声援、Shout、大合唱みは感動しました。

メンバーもステージ後は満足感の中にも名残惜しい表情が見られました。




「感動のGIG 」〜29日 感動の?再会篇

ライブが終わり、楽屋からの会場をバックにメンバーと記念撮影。


さてさて、帰る準備を終え寛いでいると、アークティックモンキーズのマネージャーから、
「メンバーがどうしても会いたがっているので、楽屋まで来ていただけますか?」とのお誘いが!!
実は彼らの楽屋は離れているし、時間帯が違うので中々すれ違うだけで、メンバーもゆっくり話す事が出来なかったんです。

みんなで早速楽屋に移動(前後にセキュリティーが同行!!)

と、その前に.....
実はステージ上に、アークティックモンキーズのSet Listが貼ってあったんです。
それを記念にパチリ!!

人混みをかき分けて(50M進むのに、1分ぐらい掛かって、途中で写真を求められもし,,,)

やっと別の建物へ移動。
そこには物々しいセキュリティーの数が沢山!!!

メンバーとアークティックモンキーズが感動の再会を果たしました。
来月はサマーソニックなので、彼らもまた来日します。
絶対会おうと再会を誓い別れました。
勿論、昨日のセキュリティー間違い事件も誤解がとれました(笑)


「マンチェスターReport」〜29日篇

最終日の公演が終わり、アークティックモンキーズのメンバーと日本での再会を誓い会場を後へ....
「じゃあみんなで夕飯を食べに行くか!」っと今回同行の社長が提案。
ここでイタメシ派(俺一人)とインド料理派(俺以外多数)に分かれましたが、結果はインド料理.....
気が進まぬまま街に繰り出しました。夜の7時近くなのにこの明るさ!!

予約時間まで時間があり、じゃあ折角イギリスに来たんだし、Pub(パブ)に行こうということになり、みんなでbitterを飲みました。
インド料理へ移動していると、バンビーノが「あっ、ガリー・ネヴィルだ!!」の声に思わずダッシュ!! (バンは至る所で選手を見つける能力が優れている!!)
ガリーネヴィルは、マンチェスターユナイテッドの選手で、イングランド代表選手なんです。

ご家族連れでヒルトンホテルに入る寸前、思い切って「日本から来た、貴方のファンです!」って拙い英語で話しかけ握手に成功!!

見つけた本人は握手できず、便乗した自分だけ良い思いを....
でも何故かネヴィルの子供はFCバルセロナのユニフォームを着てた(笑)

そんなこともあり、中々楽しい宴でした。(インド料理は....)


「マンチェスターReport」〜最後の朝篇

あっという間の5日間...
寂しいですね、もっと滞在したかった....

御世話になったホテルでの朝食はこのメニュー(Full English)
値段は6.99ポンド(約1,800円)俺は好きです。
他にフルーツ・ジュース、コーヒーなどが付いてるので満足でした。
メンバーは2日ぐらいで飽きたっぽい(笑)

荷造りを終えていざ空港へ〜
これまた長い長い時間をかけてのCheck-in!! 時間に余裕をもったけど、日本人の倍は掛かってますね

ヒースロー空港では最後の小銭でビールを飲み、やっと機内へ...
さようならイギリス、さようならイングリッシュ・パブ〜〜

眠れぬまま成田へ。

成田到着。帰国。

今日はこれで家へ帰れるかな?って密かに期待した自分は甘かった...
社長の車に拉致されて職場へ向かいました。(笑)


レポート・写真/The Parrots マネージャー
 (※若干の加筆割愛修正/Abbey Road)